住宅ローン借り換えで家計見直しをする方法

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家計支出の中で住宅ローン返済が大きな割合を占めているご家庭は多いようです。
確かに支出の割合が大きいものを小さくすればその時点の支出は少なくなります。
ただ、住宅ローンは３０年以上に渡り返済していくことがほとんどです。
住宅ローンの借り換えをして家計を見直すためにはどのような考え方が必要なのかをお伝えします。

これを知る事であなたの家庭に合わせた見直し方が分かります。

住宅ローンをあと何年返しますか？

返済期間が長い住宅ローンを見直す場合、一時的に返済額を下げるだけでは根本的な家計見直しの解決策にならないこともあります。

つまり返済期間全体で支出がどのように変化するのかを把握する必要があるということです。

支出は少なければ少ないほどいいかもしれませんが、あなたのご家族が生活していく中で「支出を少なくしなければならない期間」と「ある程度の支出なら何とかなる期間」があるのではないでしょうか？

住宅ローンの返済期間中に支出を少なくしなければならない期間があるならその期間の返済額は変動が無いようにする方がいいでしょう。

なぜなら返済額が増えることで本来の目的に使わなければならないお金を住宅ローンの返済に充てなければならないからです。

住宅ローンの返済額が増えると困るのはいつですか？

例えば、お子様が中学へ進学する時期ならそれ以降１０年間くらいは支出を抑え、
大学進学に備え教育資金準備のために貯蓄をしなくてはならないかもしれません。

例えば、ご夫婦だけで共働きならある程度の支出は何とかなるかもしれません。

例えば、お子様が成長され独り立ちしたなら教育費の心配はありません。

例えば、お子様が誕生し今まで働いていた奥様が仕事を辞めることになったら支出は抑えなくてはならないでしょう。

あなたの長い人生の中で絶対に支出を抑えなくてはならない時期はいつでしょうか？
その時期を把握することによってあなたが選ぶべき住宅ローンのタイプを知る事が出来ます。

住宅ローンの返済額が増えること自体が問題なのではありません

誰でも住宅ローンの借り換えで返済額を抑えたいと思います。

例えば住宅ローンを借り換えたら返済額が毎月１，３００円増えるとします。
あなたが今の返済額が１円でも増えると困るなら借り換えすることはないでしょう。
でも、今の金利はあと１年しか続きません。その後の金利は何パーセントになるか分かりません。そしてその数年後もまた同じ心配をしなくてはなりません。その心配が住宅ローンを返し切るまで続きます。という住宅ローンを借りていたらあなたはどうしますか？

もしその毎月１，３００円増える住宅ローンが完済するまでずっと返済額が変わらない住宅ローンなら借り換えてもいいと思うかもしれません。

確かに住宅ローンの返済額が増えるのは好ましいことではありません。
ですが、住宅ローンの返済額が増えては困る時に増えるかもしれない方が問題ではありませんか？