住宅ローン借り換えのタイミング

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住宅ローンの借り換えを検討される方の多くが今よりも有利な条件を探します。

ですが、その前にしておかなくてはいけない事が
あります。

借り換えは誰でもいつでも出来るとは限りません。

当初住宅ローンを借りた時とは状況が変わっていることがあります。

ご夫婦の収入で住宅ローンを組んだが奥様が専業主婦になった。
ご主人が会社員を辞めて独立した。
給与体系が変わり年収が減少した。
住宅ローン以外のローンを借りている。

またこのような場合にも借り換えが出来ないことがあります。

過去1年以内に住宅ローンの支払期日に返済出来なかったことがある。
クレジットカードの返済が遅れたことがある。
借入当初に頭金が無く諸費用も含めて全額ローンを組んだ。
建築基準法を満たさない増改築をした。

借り換えするための準備をしておくことが大切です。

準備の仕方

年収が下がっている場合　⇒　頭金を準備して借り換えする金額を減らす
自営業を始めた場合　⇒　収入が安定するまで待つ
他にもローンがある　⇒　一括返済する
住宅ローンの返済期日に遅れたことがある　⇒　１年間返済が遅れないようになるまで待つ

審査に通らなかった事実は一定期間履歴が残ります。
また一度にいくつもの金融機関に審査に出すのは好ましくありません。

予め借り換えできる環境をつくっておけば、安心して審査に申し込めます。

借り換えの審査をするのは借り換えをしたい方だけとは限りません。

必要に迫られて借り換えを検討される方もいますが、このようなお考えの方も
審査をしておいた方がいい場合があります。

すぐに借り換えしないかもしれない・・・
もう少し金利が下がるかもしれない・・・
頭金が貯まってから借り換えをしようか・・・
どうやって借り換えするのか分からない・・・
手続きが面倒くさそう・・・
借り換えして得するのか分からない・・・
借り換えの審査に通らないかも・・・
借り換えの相談を誰にしたらいいのか分からない・・・

なぜすぐに借り換えしないのに審査をするのか？

審査には事前審査と本審査があります。
事前審査は揃える書類も少なく、早ければ翌日に結果がでます。
ですが、本審査となると2週間程度はかかることがほとんどです。
また、公的な証明書類を提出する必要もあります。
それに住宅ローンの金利は毎月見直されるので、すぐに借り換えしたいと思っても
タイミングを逃してしまうことがあります。

住宅ローンの審査をしておくメリットは審査に通ってもすぐに借り換えする必要がないということです。通常2年間審査結果は有効です。

つまり審査さえ通しておけば金利が下がったり、頭金が貯まったりといった自分の
タイミングで借り換えが出来るということです。
注意点は、大幅な収入の減少や他のローンを組むなど審査時と融資実行時とで
全く状況が変わっている場合には再度審査をすることになるかもしれないことです。

変動金利や間もなく固定金利の期間が終了する住宅ローンを組んでいる方で将来の
金利上昇を心配されている方は借り換えの審査をしておいた方がいいかもしれません。

住宅ローンの借り換えをするかもしれないと思われた方はこちら