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転勤のある方が住宅購入する場合
お勤め先によっては全国に転勤する可能性がある方がいらっしゃいます。
このような場合には住宅購入のタイミングが難しいということを言われる方が
けっこう多いようです。
ここでは転勤の可能性がある方が住宅を購入する場合にどのような問題点があるのかについてお伝えします。
これが分かれば購入する時期や購入方法でどのようなことに
気を付けなければならないのかが分かります。
転勤がある場合の注意点
会社員の方で住宅購入後10年以内に転勤となり購入した住宅に住まなくなったり、
賃貸に出したりするとその期間は住宅ローン控除が受けられなくなります。
つまり住んでいない間は支払った所得税や住民税が戻ってくる金額が少なくなる
ということです。
住宅ローン控除で戻ってくるお金を資金計画に入れている場合には
年間数十万円くらい家計がマイナスになるかもしれません。
また住宅ローン控除は一定以下の年収の方が住宅ローンを借りて自分が住むための
住宅を購入された場合に10年間受けられます。
住宅ローン控除はいつまであるのか
注意する点は住宅ローン控除が出来るのは購入後10年間であり
10回ではないということです。
つまり家を買って4年目から転勤で住まなくなって6年目に戻ってきた場合には
1年目2年目3年目と6年目から10年目は控除を受けられますが、
住んでいなかった4年目5年目は控除を受けられません。
ですが、この4年目と5年目の2回分を11年目と12年目に振り替えることは
出来ません。
ですので、このケースでは8回しか控除が受けられないということになります。
では退職後に購入すればいいのか
いつ転勤になるか分からないなら退職後に退職金を使って現金一括払いで購入すればいい?と思う方がいるかもしれません。
ただ、数千万円の現金を退職後に一気に使ってもいいかはよく考える必要があります。
なぜなら、
どの程度の退職金を受け取るのか、
その時点の貯蓄がいくらあるのか、
年金はいくら受け取れるのかにより、
退職後に生活していくための必要資金が確保できているかを確かめる必要があるからです。
また当然ながら住宅ローンを借りない場合には住宅ローン控除はありません。
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