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住宅購入の判断と準備
住宅購入を考えたときあなたがどのような状況かによって起こすべき行動は違うでしょう。
あなたの現在の状況に応じてどのような順序で住宅購入をすればいいのかをお伝えします。
これが分かれば状況に応じた住宅購入の方法が分かります。
家を買いたいけど頭金が準備出来ていない
頭金が無くても家は買えますよという販売業者があるかもしれませんが、
あなたはそう言われたらどうしますか?
住宅購入にかかる諸費用も含めてフルローンを組みますか?
このような場合は、まずどうして貯蓄が出来ていないのかを考える必要がありそうです。
貯蓄が出来るにもかかわらずそれを意識していないために貯蓄が出来ていない場合は キチンとした計画を立てれば順調に頭金が貯まっていくでしょう。
ただ、そうでない場合には気付いていない出費を見直す事で家計を貯蓄体質に変えられることがあります。
この出費はこれだけかかるものと決め付けている事はありませんか?
また、これは必要と思っているものがよく考えてみるとそうでなかったりしませんか?
人との信頼関係やモノの耐久性などはお金の損得だけではないこともあるので、
あまりドライに考え過ぎることはよくありませんが考えてみる価値はあります。
頭金が貯まったから家を買う
この場合、その貯まったお金のうち住宅購入の頭金にいくら使っていいのかを考えることが必要です。
住宅購入には諸費用やその他の費用も必要です。
実際住宅や土地自体の頭金としてどれだけ使えるのかを確認してみましょう。
また、毎月いくらくらいの返済額なら今までのように貯蓄しながら返済していけるのかを考える事でその時の金利と返済期間から逆算して借入額を計算することが出来ます。
その結果、住宅ローンの借入が少なくて済むなら住宅ローンの選び方も自由度は増しますが、借入額が多く返済期間が長くなってしまう場合にはキチンとした返済計画を立てて返済していかなくてはいけません。
家を買うために今から頭金を貯める
仮に今の状態で住宅購入をした場合にどれくらいの返済額なら余裕のある返済が出来るのかを考えてみましょう。
その返済額と金利と返済期間から逆算して借入可能額を計算しますが、その際の金利は現在よりも少し高めで考えておいた方がいいかもしれません。
なぜなら、頭金を貯める期間がどの程度の期間かにもよりますが、現在の金利と借入時の金利が同じではないことが予想されるからです。
例えば、余裕のある返済額が毎月70,000円の方が100万円を借りて35年間で 返済するなら
現在の金利が2%の場合には毎月の返済額は3,313円となるので借入可能額は
70,000円÷3,313円×1,000,000円=21,128,862円ですが、
借入時の金利が2.5%の場合には毎月の返済額は3,575円となるので借入可能額は
70,000円÷3,575円×1,000,000円=19,580,419円となります。
また、借入時の金利が3%の場合には毎月の返済額は3,849円となるので借入可能額は
70,000円÷3,849円×1,000,000円=18,186,541円となります。
このように計算した借入可能額を基準に足りない分を貯蓄していく事になります。
もちろん年収の関係で計算通りの借入が難しい事もあるので、奥様のパート収入も合算し収入基準を満たせるように考えなくてはならない事もあります。
こうすればいくら貯めればいいのかが分かるので、どの程度の期間で貯めたいのかが決まっていればどんなペースで貯めて行けばいいのかが分かります。
大切な事は何となくではなくキチンと目標と立てて資金計画を作ることです。
三重FPオフィスにご相談頂ければお客様の状況に応じてどのような順序で住宅購入をしたらいいのかをアドバイスします。
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