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住宅ローンはゆっくり返す?一気に返す?

お客様に合わせた住宅ローン選びをした際にご希望により住宅ローンの返済計画も
考えることがあります。

返済期間が長い場合や毎月ある程度の貯蓄が出来る場合は繰上返済のタイミングや
その返済額をいくらするとどの程度返済期間が短縮できるのか、またその計画に
無理はないのかを将来の家計状況に合わせて検討していきます。

どのような考え方で繰上返済をしていくのがよいのかをお伝えします。

繰上返済が出来るのかを考える

家族が生活していく上で貯蓄は必ず必要です。

なぜならお子様については学校や塾などの習い事にかかる教育費だけでなく歯の矯正や視力の矯正などが必要になる事もあります。
それに家の修繕費など急にお金が必要になることはけっこう多くあるからです。

そのためお金が貯まったからといって全部繰上返済に使ってしまうとそのような時に対応出来ないことも考えられます。

これは住宅購入時に使うお金や住宅ローンの借換え時に使うお金に対しても
同じ考え方が出来ます。

このように貯蓄出来たお金を使う時には残しておいたほうがいいお金と
使ってもいいお金を分ける必要があるのです。



繰上返済はいつ、いくらするのがいいのか

例えば、借入期間35年で固定金利選択型(固定期間10年)の住宅ローンを借りたなら・・・(借入額:1700万円、金利1.4%)

この場合10年間は金利の変動は無いので返済額も変わりません。
その間に住宅ローンを全額返す計画を立てたとします。

当初10年間、繰上返済をしなかった場合には10年後の残高は約1300万円です。
つまり10年後に一括返済するには1300万円が必要です。

10年間毎月約10.8万円の貯金をすれば1300万円貯められます
この場合最終的な金利の支払いは約210万円になります。
また10年間で住宅ローン控除が約135万円受けられます。


金利が固定された10年間のうちに何度か繰上返済をするなら
2年ごとに約250万円ずつ繰上返済をしても10年で完済できます。

10年間毎月約10.4万円の貯金をすれば2年ごとに250万円貯められます。
この場合最終的な金利の支払いは約138万円になります。
また10年間で住宅ローン控除が約83万円受けられます。


このように比べると同じ期間で繰上返済をして住宅ローンを完済するにしても
金利負担を少なくしたい場合には残高が多い時に繰上返済をした方が効果が高いことがわかります。

ただ、住宅ローン控除を多く受けたい場合には残高に応じた控除額となっているため10年経過後に全額繰上返済をした方が効果はあります。


上記の返済例で考えると金利負担を軽減できる金額の方が住宅ローン控除を受けられる金額よりも多いので2年ごとに繰上返済をした方が効果的でしょう。


三重FPオフィスにご相談頂ければあなたがどのようなタイミングで繰上返済をするのがいいのか、家計に負担をかけない返済額はどの程度なのかを知る事が出来ます。



>>自分に合った返済計画を立てたい方はこちら

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