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フラット35の繰上返済シミュレーション

返済中の金利が変わらない全期間固定金利の住宅ローンで知られるフラット35は
返済期間中の返済額も最終的に支払う総返済額も住宅ローンを借りた時点で確定しています。

ですが、繰上返済をすることでその総返済額を更に少なくすることも出来ます。

ここでは家族構成による繰上返済の仕方の違いについてお伝えします。

これを知る事で自分が繰上返済をする場合に
どのようなことに気を付ければいいのかが分かります。

お子様が3歳の時住宅ローンを借りた場合の繰上返済の仕方

住宅ローンを2500万円(金利:2%)借り、35年で返済するとします。

この場合毎月の返済額は82,815円となります。

この返済額に無理がなく毎月3万円の貯蓄が出来るとすると、
普通に考えれば3年ごとに100万円の繰上返済をして
返済期間を短くしていくのがいいと思うでしょう。

但し、ここで考えなくてはいけない事はお子様の成長による教育費の推移です。

高校生になると大学進学のために学習塾など学校以外での教育費用、
定期代などの通学費や食費など小学校の時とは比べ物にならないくらいの費用が
かかる場合があります。

もちろん教育費の積立は保険会社や銀行などで準備しているとは思いますが、
それでは不足することがあるかもしれません。

そのような場合にはたとえ繰上返済資金が100万円貯まった
としてもそのお金をすぐに繰上返済に使ってはいけません。

なぜなら一時的に教育費の補填をしなくてはいけないかもしれないからです。

この場合の繰上返済のタイミングとしては
3年ごとに繰上返済をするのは 3年目(お子様6歳)、6年目(お子様9歳)、
9年目(お子様12歳) 12年目(お子様15歳)までにして
次の繰上返済は20年目(お子様が23歳)にするのがいいでしょう。

この5回の繰上返済で返済期間は7年間短くなります。

また返済総額は約246万円少なくなります。

3年ごとに繰上返済をしていくのはとてもいい返済計画なのですが、
お子様の成長に合わせて繰上返済時期を決める事も大切です。

ただ、家計に余裕があり充分な教育資金が既に準備出来ているのであれば
借入当初に集中して繰上返済をしたほうが効果的です。



50歳のご夫婦(公務員)共働きでお子様がいない場合の繰上返済の仕方

このような家族構成の場合比較的収入に余裕があることが多いようです。

このご夫婦が住宅ローンを2000万円(金利:1.7%)借り、
20年で返済するとします。

毎月の返済額は98,359円となりますが、ご夫婦ともに毎月2万円程度の貯蓄は可能な場合3年ごとに150万円の繰上返済ができます。

また、60歳時点の残高は約600万円となります。

仮にご夫婦の退職金が共に数千万円あるとすると
住宅ローン以外に多額の借入が無い限りは600万円程度であれば
一括返済をされてもその後の生活に支障を来たすほどではないと考えられます。

そうすると 3年後、6年後、9年後にそれぞれ150万円ずつ繰上返済し
10年後の60歳で一括返済をするという返済計画になります。



住宅ローンの繰上返済や一括返済はその金額やタイミングを考える必要があります。
三重FPオフィスではそれぞれのご家庭に応じた繰上返済の仕方をアドバイスします。

>>あなたに合った住宅ローンの繰上返済を知りたい方はこちら

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